XDR™2 DRAM
ラムバスの XDR™2 DRAM は、ゲームやグラフィック、マルチコア コンピューティングなどの高バンド幅アプリケーションに最適な、電力効率に優れたハイパフォーマンスなメモリです。初期デバイスは 9.6Gbps のデータ転送速度で、4 バイト幅の単体デバイスから 38.4GB/s までのバンド幅を提供することができます。XDR 2 のロードマップは 12.8Gbps のデータ転送速度、デバイスあたり 51.2GB/s のバンド幅まで拡張し、高い性能を実現します。
XDR 2 DRAM は、8 バンクに分割された従来の CMOS DRAM コアが採用されており、動作モードとして標準モードとマイクロスレッド モードの 2 つをサポートしています。XDR2 DRAM のアーキテクチャは 512Mbit から 4Gbit までの容量をサポートし、ターゲットとしては初期製品で 1Gbit の容量 をサポートします。マイクロスレッディング技術の他、高速でスケーラブルな業界初のポイント ツー ポイント コマンド/アドレス チャンネルである Flexlink™C/A など、ラムバスが独自で開発した革新的な技術が搭載されています。Flexlink C/A と、プログラマブルなI/O幅が実現できる強化版のダイナミック ポイント ツー ポイント (DPP) 技術を組み合わせることで、高性能でありながら容量とアクセス粒度のスケーラビリティーに優れた高度なメモリ システムが構築できます。つまり XDR 2 は、さまざまなアプリケーションに対して理想的なメモリ ソリューションです。
マイクロスレッディングとは、XDR 2 DRAM で新規に採用されたメモリの動作モードです。アクセスの対象となる複数のバンクに対して同時に別個のアドレスでアクセスが可能となり、メモリの実効バンド幅が倍増します。従って、標準的な 8 バンク コアを有するメモリが 実効的に 16 バンクのメモリとして機能し、列アドレスへのアクセス粒度が小さく抑えられ、結果として制御するメモリ コントローラに対して実効バンド幅が増加します。
マイクロスレッド モードを実装した XDR 2 は高効率なメモリ アクセスが可能であり、グラフィックやマルチコア コンピューティング システムの用途に最適化され、これらのアプリケーションの要求に対応します。対角に配置された異なる DRAM の内部バンク群を個別に Flexlink C/A チャンネルを通じて独立に選択できるようにしたことで、XDR 2 DRAM は理論的に 4 つの独立した DRAM に分割されます。各アクセス スレッドは、専用のバイト レーンからデータを送受信し、高度なグラフィックスやコンピューティング等のアプリケーションが必要とするきめ細かいデータを大量に供給することが可能です。XDR 2 DRAM はさらに、従来の低コスト DRAM コアを使用し、32 バイトの低アクセス粒度で高いデータ転送速度を実現します。
